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「働き方改革」とIT部門(後編)

2018/08/17-Fri
カテゴリ:その他

前編では、「働き方改革」におけるIT部門の役割について、

・「攻め」と「守り」の両面での対応が必要

・「攻め」の面では、「デジタルイノベーション」がテーマ

とお話しました。本日はその後編で、「守り」のお話です。

「守り」の面では、「『働き方改革』における生産性の向上に対する対策」がテーマになります。

モバイルワーク支援

スマートデバイスの普及は、導入企業数の増加というよりは、1社あたりの台数の増加へと変化しており、1人の利用者が複数のデバイスを利用することが日常となりつつあります。Office365のように、ユーザーがPC、スマートフォン、タブレットなど、複数台インストールすることを前提したライセンス形態を提供しているソフトウェアも増え、市場環境も変化しています。ということは、デバイスだけの問題ではなく、利用するアプリケーションも柔軟でなくてはなりません。そのため、多台数化が進むことを想定したデバイスの配備計画と管理基盤の構築が必要です。 

データ分析システム基盤

ビックデータの活用が促進される一方で、データ分析基盤の多様化による課題も発生しています。オンプレミスでデータ分析基盤を構築すると高額となるため、PaaSやSaaS市場のBIツールを利用する必要があります。そのため、長期的な視野で、現実と将来を見据えた次世代データ分析基盤の構築が必要です。今後のビジネスにおいては、蓄積データの活用が重要テーマだといえます。

情報漏洩対策の強化

これは継続課題となりますが、多発しているサイバー攻撃や内部不正による情報漏洩問題は、多くの企業が警戒しており、高度な対策を講じる必要性があると認識しています。また、多重多層防御管理が進み、インシデント検知及び予防対策のツールの導入が必要です。また、これらの外部サービスの利用が進む可能性があります。

業務委託に関わる強化と再検討

働き方改革の中では、IT部門の業務改革も必要です。日々の業務において自社内で実施すべき業務を取捨選択し、積極的にアウトソーシングを検討するべきでしょう。一方で、大企業ではアウトソーシングは日常的に実施されていますが、今後はその委託先の統合による管理面の効率化も検討されます。またアウトソーシングの内容の見直しや委託先の再選定により、外部をより効果的に利用することも検討されています。

グループITの全体最適化

IT部門は、資源集約と技術の標準化を推進することを期待されています。インフラやソフトウェアなどの資産をグループワイドで最適化することで、コストセンターからサービスプロバイダの組織に移行できます。ライフサイクルにおけるグループワイドの取組みにより、リスクとコストの低減を図ります。この傾向はグループ企業を持つ企業なら、実施すれば必ず効果を発揮する部分だと考えます。


「働き方改革」におけるIT部門の役割について、2回に渡ってお話しましたが、いかがだったでしょうか。
この他にも、IoTの検討やRPAの導入など、企業のIT部門に期待されていることは、今後も増加すると思われます。一方で人員の削減や労働時間の短縮などの課題もあり、実施できる範囲には限りがあります。外部のリソースをうまく利用し、ビジネスに貢献できるIT部門になれるよう再度検討してみてください。

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